利確と損切りについて その3
今回は、前回から続いて利確と損切について検証していきたいと思います。
今回は、フィルターなしのトリガーのみで構成された前回とは別の簡単なEAを使い
ATRとPipsを比較し、別のシステムでもATRに軍配があげるのか、
またはPipsが上回るのかを見ていきたいと思います。
今回は使用時間足を5分足に設定し、通貨ペアは同じくEURUSDを使用します。
いろんな時間足、異なるEAで見たときにどちらが有効であるか分かったらよいと
思います。
それでは見ていきましょう。
まずは、ATRから。
結果がこちら。
↓ATR・ロングとショートポジション
↓こちらはATR・ロングのみ
↓続いてATR・ショートポジションのみ
ロングもショートも勝率は低めで損小利大の傾向でドローダウンは11%と
単純なトリガーのみですがまずまずです。
それでは次に、Pipsの設定を見ていきたいと思います。
結果がこちら
↓Pips・ロングとショートポジション
↓Pips・ロングのみ
↓続いてPips・ショートポジションのみ
こちらも損小利大傾向なシステムですが、ATRに比べると勝率、ドローダウンの
改善が見られます。
PF・損益は同じくらいですがATRよりはよい結果となりました。
今回もATRとPipsについて比較をおこなってみましたが、前回とは違い
Pipsに軍配が上がったようです。
Pipsも捨てがたいですねぇ。
こう考えるとPipsと値幅計算を組み合わせたLegatoUSDJPYは自分の中では
理にかなったTPSLを保持したシステムであると思います。
↓ Legato USDJPY についてはこちら。
使用時間足 5分足
使用スプレッド 15
使用通貨ペア EURUSD
使用関数
double iATR(
string symbol, // symbol
int timeframe, // timeframe
int period, // averaging period
int shift // shift
);
※バックテストにはTDS(Tick Data Suite)を使用しております。
※バックテスト分析にはQuantAnalyzerを使用しております。