MTF(マルチタイムフレーム)分析によるエントリー足考察**ボリンジャーバンド**
今回も前回に引き続き、MTF(マルチタイムフレーム)分析による検証・考察を
行っていきます。
前回同様、日足移動平均線1本に対して、エントリー足(1時間足)の
ボリンジャーバンドを使っていきます。
そういえば、ボリンジャーバンドって??
上の黄色い線たちがボリンジャーバンドです。
真ん中は移動平均線で上下に標準偏差(±σ)一番上の線が+2σ、一番下が-2σです。
まぁ、この線の中で価格が行ったり来たりしてるんだぁくらいで、一般的には
上下の線で反発を狙い逆張りしたり、上下の線でブレイクを狙ったりしますが、
今回はそのまま教科書通りには使いませんが、似たように順張りと逆張りで
検証してみようと思います。
それでは見ていきましょう。
結果がこちら。
まず、ブレイク系。
PF1.24 取引回数は1000回超 ドローダウン7%程度 BUY・SELLのポジション比率、
取引回数に差があります。悪くはなさそうです。
では次にこちら。
逆張り系。
PF1.25 取引回数は800回程度で、少し減りました。ドローダウン7%程度で、
こちらもBUY・SELLのポジション比率、取引回数に差があります。
2つを比べた感じ、エントリーポイントは少し違いますが、そこまで大差がないように
見えます。
日足移動平均線のフィルターの効果がわかりやすくでたように感じます。
ここで、いつもと思考を変えて、二つのシステムを合わせた結果を見てみましょう。
結果がこちら。
いつもの画像とは違いますが、同じフィルターでエントリーだけ違うので、
PFに劇的に変化はみられませんが、2つを合わせることにより、ドローダウンが
減少しました。
システムを組み合わせてドローダウンを減らしたり、苦手なところをお互いに
補ったり、収益を増やしたりと効果を狙うのをポートフォリオとか言ったりします。
いまはまだポートフォリオを組む段階でないので詳しくは見ていきませんが、
そのうち、いくつかシステムが出来上がったらポートフォリオの効果も
見ていきたいと思います。
ポートフォリオを組んだ実際の例も少しセミナー動画で紹介しておりますので
興味がありましたらこちらをご覧ください。
https://systemcreation.hatenablog.com/about
次回は、ボリンジャーバンド以外のエントリーについて検証してみようと
思います。
使用時間足 1時間足 日足
使用通貨ペア EURUSD
使用関数 iMA(
string symbol, // symbol
int timeframe, // timeframe
int ma_period, // MA averaging period
int ma_shift, // MA shift
int ma_method, // averaging method
int applied_price, // applied price
int shift // shift
);
double iBands(
string symbol, // symbol
int timeframe, // timeframe
int period, // averaging period
double deviation, // standard deviations
int bands_shift, // bands shift
int applied_price, // applied price
int mode, // line index
int shift // shift
);