地味でも勝てるEA

EA制作の記録

MTF(マルチタイムフレーム)分析によるエントリー足考察**ボリンジャーバンド**

今回も前回に引き続き、MTF(マルチタイムフレーム)分析による検証・考察を

 

行っていきます。

 

前回同様、日足移動平均線1本に対して、エントリー足(1時間足)の

 

ボリンジャーバンドを使っていきます。

 

そういえば、ボリンジャーバンドって??

 

f:id:systemcreation:20220210224940p:plain

上の黄色い線たちがボリンジャーバンドです。

 

真ん中は移動平均線で上下に標準偏差(±σ)一番上の線が+2σ、一番下が-2σです。

 

まぁ、この線の中で価格が行ったり来たりしてるんだぁくらいで、一般的には

 

上下の線で反発を狙い逆張りしたり、上下の線でブレイクを狙ったりしますが、

 

今回はそのまま教科書通りには使いませんが、似たように順張りと逆張り

 

検証してみようと思います。

 

それでは見ていきましょう。

 

結果がこちら。

 

f:id:systemcreation:20220210225627p:plain

まず、ブレイク系。

 

PF1.24 取引回数は1000回超 ドローダウン7%程度 BUY・SELLのポジション比率、

 

取引回数に差があります。悪くはなさそうです。

 

では次にこちら。

 

f:id:systemcreation:20220210225914p:plain

逆張り系。

 

PF1.25 取引回数は800回程度で、少し減りました。ドローダウン7%程度で、

 

こちらもBUY・SELLのポジション比率、取引回数に差があります。

 

2つを比べた感じ、エントリーポイントは少し違いますが、そこまで大差がないように

 

見えます。

 

日足移動平均線のフィルターの効果がわかりやすくでたように感じます。

 

ここで、いつもと思考を変えて、二つのシステムを合わせた結果を見てみましょう。

 

結果がこちら。

 

f:id:systemcreation:20220210230549p:plain

いつもの画像とは違いますが、同じフィルターでエントリーだけ違うので、

 

PFに劇的に変化はみられませんが、2つを合わせることにより、ドローダウンが

 

減少しました。

 

システムを組み合わせてドローダウンを減らしたり、苦手なところをお互いに

 

補ったり、収益を増やしたりと効果を狙うのをポートフォリオとか言ったりします。

 

いまはまだポートフォリオを組む段階でないので詳しくは見ていきませんが、

 

そのうち、いくつかシステムが出来上がったらポートフォリオの効果も

 

見ていきたいと思います。

 

ポートフォリオを組んだ実際の例も少しセミナー動画で紹介しておりますので

 

興味がありましたらこちらをご覧ください。

 

https://systemcreation.hatenablog.com/about

 

次回は、ボリンジャーバンド以外のエントリーについて検証してみようと

 

思います。

 

使用時間足 1時間足 日足

 

使用通貨ペア EURUSD

 

使用関数 iMA(
   string       symbol,           // symbol
   int          timeframe,        // timeframe
   int          ma_period,        // MA averaging period
   int          ma_shift,         // MA shift
   int          ma_method,        // averaging method
   int          applied_price,    // applied price
   int          shift             // shift
   );

 

double  iBands(
   string       symbol,           // symbol
   int          timeframe,        // timeframe
   int          period,           // averaging period
   double       deviation,        // standard deviations
   int          bands_shift,      // bands shift
   int          applied_price,    // applied price
   int          mode,             // line index
   int          shift             // shift
   );